平均

こんばんは加藤です。
私立中・高校部では、たくさんの生徒が中間テスト対策に奮闘中です。
これから次々とテスト範囲が発表され、今よりもたくさんの生徒で盛り上がることでしょう。

テストの結果が分かる前に、毎回「平均点より上ながで。」と点数が悪いのを正当化する生徒がいるんですね。
そこで、そういう生徒さんに先にくぎを刺しておきましょう。
「平均点より上」=「成績が良い」ではないことを分かってほしいと思います。
納得できない人のために具体的に例をあげますね。

「10人の生徒が数学のテストを受けたとしましょう。結果は、
100点が1人、95点が3人、90点が4人、10点が1人、そして自分が85点
これだと平均点は84点なんで平均点よりは上なんですが、10人中9位の成績です。
これでできていると言えますか?」

平均点では分かりづらいから偏差値というものがあるんです。
平均点より上か下かは問題ではなく、いやむしろ上なのは当たり前です。
何点とったのか?
ミスはしなかったか?
何より、精一杯頑張ったのか?
大事なのはそこです。

周りは関係ないですよ。
悔いのないように精一杯頑張りましょう。