Against the wind(向かい風)

こんばんは、井手です。
英検対策で絶対に外せないのは、単語(熟語も含む)・長文読解・リスニングではないでしょうか。
まずは単語から説明すると、2級であれば共通テストレベルまでの知識が必要となります。ただ必ずしも書けなくても意味さえわかれば問題ない場合が多いです。持っている単語帳などで1000単語あれば7~8割くらいは完璧に言えること。単語帳によっては熟語などを併記してるものもあります。熟語やイディオムと呼ばれるものも英検ではしっかりインプットしないといけません。単熟語を覚えるときは声に出して覚えましょう。
次は長文読解ですが、リーディングの教科書や和訳付きの英文(300語以上)を少なくても10くらいを繰り返し読む練習をし、同時に過去問にチャレンジするといいでしょう。最初のうちは答えに至らなくてもしっかり英文が読めることと、設問の意味やその答えの文章がわかることに徹すること。終わった文章は毎日の音読材料に使うようにします。欠かさず毎日やれば、1週間も経過しない頃にみるみる成果を実感できると思います。そしてこの時点くらいから英作の練習をします。練習と言っても、過去問2回分くらいの解答例をそのまま覚えてしまうことに徹するだけでいいです。1日1回書く。お題をオリジナルで少し変えて、解答例に反映させると自分でやった感が出てくるでしょう。この作業も1週間くらい続けてみて後は過去問を練習していくといいです。新傾向の英作もありますが、まずは従来の問題にしっかり対応できてこそですので。2,3週間あればしっかり対策可能です。
最後はリスニングです。何はともあれ聞く習慣が肝です。苦手意識があれば英検ホームページから級を下げても構いません。まず聞いて何を言ってるのかを、また問題にも慣れる練習をしてみましょう。ちなみに音読やリスニングの習慣は英検の二次試験対策に勝手になってます。一次に受かることは大前提ですが、言語の実用面から考えると二次試験の面接の方が大事ですよ。
以上、これら3つのことですが同時進行に行わないといけませんね。それぞれバラバラのことをやってるように思うかもしれませんが、偏りなくやることで効率的に英語力がつくことになります。

Kites rise highest against the wind – not with it. (英:Winston Churchill)
「凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時で、風に流されている時ではない」