大量消費への抵抗

今晩は山本です。
夏休みも終わろうというのにすっきりしない天気が続きます。
今年は子供たちにとって我慢大会のような夏休みでした。
これから予想だにしなかったような異常気象がまだまだ起こるのでしょうか。

私は長く生きてあと30年ぐらいですが教え子たちはまだ60年以上生きねばなりません。
先が短い者として、出来るだけ自然に影響を与えないような生き方を心がけています。
一個人にできることは微々たるものですが、それでもやらないよりはやった方がいい。
大がかりな清掃とまではいかなくとも目についたペットボトルを拾って帰るとか、
車を使わないとか、物を大切にするとか・・・
自分にできることを実践しています。

私は物持ちがいいので、使っている釣り道具には30年使い込んだものもあります。
少々壊れてもビニールテープを張れば大丈夫。
サンダルは3年前に1000円で買ったものをはいています。
今年ついに穴が開きましたが同色のビニールテープを張ればまだまだ使えます。
真っ二つになるまで履きつぶすつもりです。

随分前の事です。
息子を幼稚園に迎えに行ったとき、息子の同級生の靴下に大きな穴が開いていました。
穴から出た彼の親指の動きを凝視していると彼は私の両眼をのぞき込み、力を込めて言いました。
「これ、貧乏ちゃうでえ!」

私も人の足元をのぞき込む輩がいたら気候変動を防ぐという大義名分を掲げ、高らかに言い放ちます。
「これ、貧乏ちゃうでえ!」