Another Examiner(もう一人の試験官)

こんばんは、井手です。
日中は急な雨や落雷がありました。梅雨の終わりにはこのように不安定になるときがあるようです。こればかりはどうしようもないので雨具の準備や窓・洗濯物に気を遣わないといけません(>_<)。
さて、まだテスト期間の学校もありますが答案の返却後すぐにしないといけないことを覚えていますか?前回のテストと比較して科目ごとの良し悪しをはかることですか?そして合計点や平均点、順位など数字的な観点で自己評価を下すことですか?違いますね。テストの振り返りです。できる限り受験したときを再現するかのように細かく見てほしいのです。というのも、正解してた問にこそ本質が隠されている場合が多いからです。たまたま四択で当たった、ってことはよくありますよね。①解き方がわからなかった、理解できていなかった問題 ②覚えることができていなかった問題 ③解き方はわかっていたが、ケアレスミスをしてしまった問題 ④時間がなくて解ききれなかった問題 ⑤正解はしたが、根拠なしに正解した問題(たまたま正解した問題)
以上、参考になれば答案を分析してくださいね。

英語に関する質問で「音読はした方がよいのか」とよく聞かれます。もちろん、先生の答えは「はい」と決まっています。それにはちゃんと根拠がありますよ。英語を指導する一人として、英語という教科の最終的な目標は何でしょうか?参考書に載っていないような細かいルールを覚えることでしょうか?またはスピーキングテストが導入されるという理由でやるのでしょうか?誰よりも点数を取って志望校合格に近づくことは確かに大切なことでしょう。しかし英語は言葉、つまり言語である以上、声に発してそのフィーリングをつかむことはシンプルなことですが、ものすごく大きな意味を持ちます。是非、声を大にしていいますが、「音読しましょう」。