数学2

こんばんは加藤です。
私は数学について、ずっと感じていることがあります。
高校の数学は「数学ⅡB」の方が「数学ⅠA」より難しいと思っている人が多いんです。
はたしてそうなのでしょうか?
数学ⅡBの方が内容は複雑で、より数学らしいとは思います。
しかし、数学が好きな人は数学ⅡBの方が解いていて楽しいのではないですか?
難しいかどうかでいうと、私はある意味数学ⅠAの方が難しいと思うこともあります。
数学ⅠAは中学数学から高校数学への橋渡し的な存在で、数学の基礎を固めるものであるがゆえに根本を理解していないと解けないイメージです。
対して数学ⅡBは複雑で高校数学らしいと思えるところを学からこそ、解くためのテクニックや公式が数多くあるイメージです。
つまり、テクニックと公式をきちんと身につけさえすれば、数学ⅡBの方が解く手段が分かりやすく、点が取れる問題が多いということです。


私の経験から感じることですが、数学ⅡBの方が難しいと言っている生徒に共通なのは、数学ⅠAですら得点率が6割以下ということです。
中には、中学校のとき、すでに数学で躓いてしまっている生徒もいます。
基礎がしっかりできていないので、より複雑な数学の正解率が上がらず、苦手意識を持ってしまって分からなくなっているというのが現実ではないでしょうか。
数学ⅡBが「分かる」「解いていて楽しい」と思うためには、中学生や高1生のときに基本をしっかり身につけ苦手意識をなくすことです。
そうすれば、数学ⅡBは解いていて楽しいと思えますし、苦手意識を持つこともないでしょう。
そこで、中学生の皆さんと高1生の皆さんにあることわざを捧げます。

Anyone who seeks the tree’s length must make its root
「木の長きを求むる者は必ずその根本を固くす」

発展を望むものは基礎をしっかりさせなければならないという意味です。
高1生が英語で関係代名詞を習っていたので、ちょっと頑張って英文で書いてみました。
はっきり言って自信がないので、間違っているときは井手先生に訂正してもらいましょう(笑)

(追伸)
翌日(6/27)、英文について井手先生より2点ご指摘をいただきました。
木の長さ場合は高さのイメージなので length⇒height の方がよい。
文章ならピリオドを忘れずに。
とのことでしたので、訂正文を載せておきます。
Anyone who seeks the tree’s height must make its root.