毛根賛歌

今晩は山本です。
髪が伸びてきたのでそろそろ散髪に行こうと思っています。
自分では程よく白髪が混ざって「小澤征爾みたい。」と思うのですが、
家族からは「貧乏神」と不評です。

最近、馴染みの理髪店の店長は私の頭頂部をしげしげと見つめて言います。
「山本さん、進行を止めることはできません。ただ、遅らせることはできます。
10年後のことを考えましょう。悪いことは言わないからこのシャンプーを使いなさい。」

このままなら10年後、私はザビエル様のようになれそうです。
いや、私なんぞザビエル様のように上品にはなれますまい。
志村けん扮する「変なおじさん」が関の山でしょう。
ときどき頭皮を刺激して毛根を励ましますが
髪は柔らかく天に向かって伸びる力がありません。

「形影自相憐」です。

夢と挫折、そして自分へのいたわり・・・

今朝は冷え込み、ぎりぎりまで布団に入っていたものと思われます。
おかげで素晴らしい、若さにあふれる芸術作品に出合えました。


彼らの若さと無限の可能性を象徴するがごとき何と力あふれる寝ぐせでしょう!
天を衝く勢いで成長して欲しいです。