雉も鳴かずば・・

こんばんは山本です。
散歩をしていると民家近くの田んぼに雄の雉がいました。
桃太郎の絵本に出てくるような鮮やかさです。
警戒心が強い鳥なので逃げるはずなのになかなか逃げません。
ゆっくり近づいていくと雌がいました。
雄と違って本当に地味でよく見ないと枯草と同化して見過ごすほどです。
きっと彼の奥さんなのでしょう。
私が奥さんを見つめていると彼が羽をばたつかせました。
気を取られているうちに、彼の奥さんは藪の中に消えてしまいました。
気のせいかもしれませんが雛の泣き声が聞こえてきます。
彼と私の間の距離は10メートルほど。
ふつうこれだけ近づけません。
「雉も鳴かずば撃たれまいに。」という諺がありますが、撃たれた雉は
身をもって家族を守ったのかもしれません。