中秋の名月

こんばんは加藤です。
今日は雑学講座です(笑)
ちょくちょく雑学的なものをやってますが、適当にやっているわけじゃないですよ(笑)
最近の子どもたちって季節感がないと思いませんか?(年寄りくさい言い方ですね(;’∀’))
時々こんな雑学を放り込んで、子どもたちにも少し季節を感じてほしいと思ってます。

そこで今回は「中秋の名月」です。
知っている人には「昨日やん」って突っ込まれそうですが、正しくは10月2日午前6時が満月なので今日でもいいことにして下さい(^^;)

さて問題です。「中秋の意味は?」
「秋の真ん中」って答えた人「正解」です。

昔の日本の暦(旧暦)は月の満ち欠けも関係していて、1ヶ月は29日か30日でした。

[中学受験生の基礎知識:月の満ち欠けの周期は29.5日でしたよね]

だから今とは1~2ヶ月ずれていて、7,8,9月を秋と言ってたんです。
そのちょうど真ん中の8月15日を中秋、その夜の月を中秋の名月と言って収穫のお祝いをしていたんですね。
旧暦だと1日は新月、15日は満月が基本なので、秋の真ん中の満月の日ということです。
15日だから「十五夜のお月さま」ともいいますよね。
それが今の暦では昨日だったというわけです。

では、お月見のときのお供物って何をイメージしますか?

お団子、ススキなどが印象に残っていると思います。
じゃあなぜこれらがお供えされたかというと・・・

ちょうどこのころ収穫されていた里芋を模してお団子をお供えしているらしいです。(お芋の美味しい季節です)

ススキは秋の七草のひとつであることと、稲刈りが終わってしまっているので稲穂に見立てている意味もあるようです。

[中学受験生基礎知識:秋の七草 ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ、ハギ]

季節を感じられるくらいの余裕をもてるといいですね。