You have plenty of time.(焦らずに)

こんばんは、井手です。
学校によっては中間テストや学力テストが行われるということで気を休めず取り組んでもらわないといけませんね。教科や範囲が限られているので時間を上手に使いましょう。高3生は特に今の勉強が直に受験に反映されるという意識でのぞんでもらいたいです。うまく使えば時間はいつも十分あります。

~ 今日の共通テスト対策授業 ~
パラグラフ・リーディングについての補足です。パラグラフは、複数の文がひとつにまとまったもので、日本語で段落と呼ばれる場合がありますが、日本語の段落とは違って英語のパラグラフは非常に明確な構造をもっています。それは、1つのパラグラフには1つのメインアイディア(主題)を表わした「トピックセンテンス」があります。つまりトピック(話題)とコメント(その話題についての筆者の意見)から成る文のことです。この「1パラグラフ=1トピックセンテンス」が非常に重要です。そのため、パラグラフの全体像をつかむためにはトピックセンテンスを見つけて「このパラグラフは何について書かれているのか」「それについて筆者は何を言いたいのか」がわかればいいということになります。それでは、トピックセンテンスはパラグラフの中で普通どこにあるのでしょうか。冒頭、末尾、中ほどの3箇所の中で頭にくることが一番多いということがわかっています。したがって、全体にさっと目を通して大意を捉えるには、各パラグラフの最初のセンテンスと念のために最後のセンテンスを注視すればよいということになります。極端に言うと、概略を知るためだけならば必ずしもすべてのセンテンスに目を通さないで、最初のセンテンスに目を向けるだけでもよいのです。また、トピックセンテンス以外のセンテンスの役割は何かというと、トピックセンテンスをサポート(補足説明)する支持文となります。以下、指示文中に出てくるキーワードを列挙しておきます。学習に役立ててください。
比較 likewise, similarly, in the same way
対照 on the other hand, by contrast
原因 because, since, for this reason, because of this
結果 so, therefore, thus, consequently, as a result
列挙 first, second, next, finally, last
例示 for example, for instance
こういった語句は、パラグラフの展開がより明確になり読解もスムーズに運ぶことができます。


いつもの見慣れた景色は今日まで。明日からはいよいよランニング再開(^^)/ (仁淀川アユ漁)