lexicon(辞書?)

こんばんは、井手です。

~ 高校生の英語学習法[第3回:ディクショナリ(辞書)] ~
共通テスト英語の長文化傾向は今回も見られ、トータル約6,300語。これはセンター試験時代で約4000~4500語だったことを考えると、とんでもなく分量が増えています。しかも毎年のようにこの傾向は変わらないでしょう。これに対応するためには、高度な情報処理能力や精読力、それに加えてスピードが求められるわけですが、受験勉強が始まる早い段階から積極的に長文読解をこなしていく必要があります。
そこで今からスタートを切る新年生たちには是非、辞書をおおいに活用してほしいと思います。『辞書をマメに引いて英文を読むことに優る英語の勉強法はない』と言えます。先生によれば「むやみに辞書を引かないで前後から意味を探るように」と言う方もおられるみたいです。でも実際、辞書なしで意味を判断することができるのは、上級者に限ってのこと。たとえば、1ページ(250~300語)中に含まれる未知の単語が5、6個に留まるくらいのレベルであれば「辞書を引かずに」は有効でしょうが、10個も20個もあるような中級レベル以下の者にはこの忠告は効果がありませんね。辞書を引く意義は、単語の意味だけには留まりません。語法や文法について知識を補って英文をしっかり読むことにあります。辞書を引く回数が重なるにつれて知識が増えて未知の単語が徐々に減少し、やがては辞書なしで前後から意味を探ることができるレベルにはなるものです。これだけは言っておきたいことですが、知識が大きく不足している者が辞書を引くことを怠れば、読解力を含めて英語の総合的な学力が絶対に上がらないでしょう。模試やテストのときは否応なしに辞書を引くことができないのだから、何も予習のときにそれをやる必要がないのです。普段はマメに辞書を引いて、英文をよく読むことを習慣づけるようにしましょうね。

Lexicon is a comprehensive dictionary of a language.「Lexiconは言語の包括的な辞書です」
英語には同じ意味(同じような意味)で異なる単語が少なからず存在します。同義語や類義語などがそうですが、使い分けはどうしても練習が必要です。そのヒントは辞書の中に書かれてますので検索してそれぞれのコアとなる考えを身につけて語彙力アップにつなげましょう。
日中はすっかり暖かくなってきました🌞気付かぬ間に夏日なんてことになるんでしょうね💦