Luna(月の女神)

こんばんは、井手です。
そろそろ高3生は受験をしっかりと見据えたシーズンが本格化しますね。毎月のように受ける模試にはものすごく大事な意味があります。それは言わずと知れた「今現在の自分の実力を見ることができる。ゆえに、自分の強み、弱点も見えてくる」。さらに「全国の受験生と比べられるので、現在の自分の全国的なポジションが分かる」。そうすると、おのずからやらなければならない対策が分かってくるわけで、対策が分かっててやらないのは失敗に対する準備をしないのと同じことになります。つまり失敗をする準備をしていることになるので、一回一回の模試はとても吸収すべきことが詰まってるバイブルみたいなものと考えてください。

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さて、月(moon)といえばどのようなイメージを思い浮かべますか。日本では古来より月見の習慣があるように、かぐや姫やうさぎに見られるような神秘的でロマンチックなイメージが強いと思います。一方、ヨーロッパでは、月は神秘的なイメージだけでなく、精神を狂わせるものだと信じられてきました。満月に変身する狼男が典型的な例ですよね。狼男は古くからギリシャ神話やヨーロッパの民間伝承に登場していますが、満月で変身するのは必ずしも一般的ではありませんでした。「満月=狂気」というイメージから、特にハリウッド映画の演出の影響で定着したそうです。 参照:“How Hollywood Changed Werewolf Lore Forever” Den of Geek
「月=狂気」というイメージは英単語にも残っています。例えば、lunacy(狂気)はラテン語のluna(月:ローマ神話)に由来しますが、「月の変化が狂気を引き起す」と信じられていたことが語源になっています。形容詞のlunar(月の)や人を表すlunatic(狂人)も同じ語源です。現在でも、月の満ち欠けと人体の影響に関する研究はありますが、昔の方が今より信じられていたようです。地球で起こる潮の満ち引きは月や太陽の引力が原因ですが、月の方が近接している分だけ影響が大きいそうです。