Autumn frost(秋霜)

こんばんは、井手です。
どんな模試でも言えることですが、基礎的な事項をしっかり押さえた問題が出るため「基礎力がどこまで付いているのか」確認できます。どうしても判定や点数、偏差値、順位… などこういったものに目が行きがちですが、摸試はあくまで通過点!大切なのはこの結果を受け止め、次回に生かすためにどう活用するか!模試結果から次に役立てるヒントを得ることです。
~ 本日の基礎英文法読解 ~
今日は、「分詞」です。分詞とは、動詞の “-ing形” と “-ed形” のことでそれぞれ「現在分詞」と「過去分詞」と呼びます。この呼び名はどうでもいいのですが、何よりも大事な点は『分詞は形容詞である』ということ。分詞は形容詞、分詞は形容詞、分詞は形容詞…… と何度も唱えてください。覚えたら次は、「形容詞とは?」と考えてください。形容詞はとっくに理解してくれていると思いますが、2つ大事な働きがありましたよね。( i ) 名詞を修飾する、と ( ii ) 左の名詞の説明、言い換えると補語になる でしたね。英語が苦手な生徒は決まってこの(ii)のところが分かってませんよ。こういう時は例文です:美しい=beautiful は形容詞 ( i ) This is a beautiful scene.「これは美しい景色だ」名詞にかかってますね~ ( ii ) This scene is so beautiful.「この景色はとても美しい」だと、このbeautifulはおおよそ名詞を修飾してませんね。むしろ、「景色が美しいんだ」と名詞に説明を加えてます。このことを補語(記号で言うとC)と言うだけです。そしてこの考えがめちゃくちゃ大事なのですね、英語が苦手な子は絶対に!まずはここまでで分詞の導入としておきます。 

石鎚山系にはまだ雪の気配がないようです。冬到来前に来週行ってきます!!

Treat people gently like a spring breeze while disciplining yourself with the harshness of an autumn frost. (春風のように穏やかに他人と接し、秋霜の厳しさで自らを律する) ― 佐藤一斎