Try hard to make up for the lost time.「時間を取り戻そう!」

こんばんは、井手です。
この一週間長く感じた生徒も多いでしょう。登下校や授業といった当たり前のことだったことが身に染みた一週間だったのではないでしょうか。週末はゆっくり体を休め規則正しい生活を取り戻しましょう!

~ 本日の基礎英文法読解 ~
形式主語 it を用いた英文の復習です。連休前では it が to不定詞句や動名詞句の内容を受けた真主語の構文として扱いましたが、今回は it が that節やif/whether節、そして疑問詞節の内容を受けた真主語の構文です。要領は前回と同じで真主語とされる内容から訳すことがポイントです。前回の例文とあわせて復習しておきましょう。
① It is impossible to make up for the lost time. (浪費した時間を取り戻すことはできない)
② It isn’t much fun doing housework. (家事をするのはあまり楽しいことではない)
③ It is likely that it will rain tomorrow. (明日は雨が降りそうだ)
④ It is doubtful if the game will be played tomorrow. (明日ゲームが行われるかどうかはわからない)
⑤ It matters how we live, not how long we live. (いかに生きるかが大切なのであって、どれほど長生きするかは大切でない)
①は it が to以下の内容を受けてます→「浪費した時間を取り戻すこと」この場合は to不定詞の名詞的用法です。
②は it が Ving以下の内容を受けてます→「家事をすること」この場合は Ving~を動名詞と表現します。
③は it が that以下の内容を受けてます→「明日雨が降るということ」この場合は that以下は”…ということ”と文を固めて名詞節になります。
④は it が if以下の内容を受けてます→「明日ゲームが行われるかどうか」この場合は if以下は”…かどうか”と文を固めて名詞節になります。
⑤は it が how以下(前半)の内容を受けてます→「いかに生きるか」この場合は how以下は”いかに…か”と文を固めて名詞節になります。
以上、it の内容が後方に置かれる構文です。長~い主語は読みづらい上に聞き取りも本筋が見えにくいので、簡単に it と言ってしまって主語を軽くしたということです。理にかなってますね。

しばらく雨のようでランニングを控えておこうと思ってます(>_<)