言われたら・・・

こんばんは加藤です。
先日、高3生に数学ⅠAの実践模試を解いてもらいました。
本日はその解説授業です。

これまでも実践に近い問題は何問か解いてきましたし、学校でも模試を受けているはずなのですが、正直に言うとまだまだです。
最近の生徒に一番欠けているのは、出題者の意図を汲み取ることです。
特に共通テストに変わってから字数が1.5倍以上になり、数学でも読解力が試されるようになりました。
国語の読解力と違い、数学の場合は様々な知識からおそらくこうであろうという推測ができます。
今の生徒は「知識」から「推測」するのが下手なんです。
私は解説時に
「出題者の意図」「問題の流れ」「解答までの道筋(レール)」
という言葉を使います。
数学が得意な生徒なら分かってくれると思うのですが、問題を最後まで読まなくてもおそらくこんなことを問われるであろうという予測ができます。
逆かもしれませんね。
そういった予測ができるから得意なのかもしれません。
この予測・推測というものは経験から身につけることができますが、ただ漠然と演習して経験を積めば良いというものではありません。
問題を解くときに「出題者の意図」「問題の流れ」「解答までの道筋(レール)」を意識することです。
知識はあるのに解けない生徒のほとんどは、ただ漫然と演習を繰り返しています。
そして、解説を聞いた後「言われたら分かるのに」と成長のない言葉を口にします。
言われたら分かるということは知識はあるということです。
分かるのに…ではなくて、なぜ?何が足りない?ということにもっと真剣に取り組むことです。
この「のに」という言葉は、自分の実力不足と努力不足から目を背けているという事を認識しましょう。
解説を聞いて分かったのなら、
「なぜ?」「どうすれば?」「何ができる?」
という考えをもつことが成長ですよ。