激痛

今晩は山本です。
日曜日、夜明け前から釣りに出かけました。
台風通過後は釣れると踏んでの釣行でしたが期待は見事裏切られました。
日が高くなる前に見切りをつけ、岬の先端から駐車場へ重い足取りで帰路につきました。
波打ち際を歩き、急峻な斜面を登り、尾根に出ます。

傾斜が緩やかになるにつれ気も緩み、疲れもあってうとうとしながら歩いていたその時、
何の前触れもなく左腕の肘に激痛が走りました。
その痛みたるやムカデの比ではなく「バチン!」と幻聴が聞こえたほどでした。
振り返ると怒り狂ったスズメバチの群れがうなり声をあげるがごとくに迫ってきます。
刹那、新聞の片隅に載る私の死亡記事が脳裏に浮かびました。
「死んでたまるか!」
倒木を飛び越え、急坂を走り、私は一頭のカモシカのように駆け抜けました。

何とか振り切り安堵すると逃げることに夢中で忘れていた痛みが激しくなりました。
左腕をいたわりつつ歩き、襲われた原因を考えました。
今の時期、スズメバチやアシナガバチは気が荒く好戦的です。
とはいえ、警告無しで襲って来ることはありません。
リュックに固定していた釣竿が巣のある枝に当たったのかもしれません。
魚の目を欺くために帽子から靴まで黒ずくめの服装をしていたこともいけなかったのでしょう。
スズメバチにすれば天敵のツキノワグマに見えたのかもしれません。

この一件で四国島内にいる毒虫で経験していないものはセアカゴケグモだけになりました。
個人的感想ですが今の所、スズメバチの毒が最強です。