こんばんは加藤です。
不等式の計算で注意すべき点は、
両辺に負の数をかけたり両辺を負の数で割るとき不等号の向きが変わる
ということです。
それ以外は方程式と何も変わりません。
先生方もそこを強調して教えるはずです。
ただその一点のみ、ミスしないように叩き込みます。
ところが文字を含む不等式だと、あんなに大事だと言ってきたのに忘れがちです。
高3生の授業で取り扱った絶対値を含む不等式です。
絶対値の部分の説明は省きますが、両辺をaで割る操作を不用意にやってしまいます。
aが正の数か負の数か分からないのに・・・(;^_^A
数字だとミスなく説くのに、文字だとミスをしてしまう。
負の数には「-」の符号がついていると思っているんです。
それは数字の場合に限ります。
文字の場合は、その文字が何を表すのかを考えなければなりません。
生徒が嫌がる「場合分け」というやつです。
それが自然にできるようになれば一人前ですね。
さて、今日もテスト期間中です。
国際は明日で終わりますが、他の学校はまだまだ続きます。
定期テストは人間ドックのようなものです。
視力、聴力、血液検査、心電図などなど、いろんな場所を検査しますが、定期テストも単元ごとにチェックしてるだけです。
悪いところがあったらダメ、というよりは悪いところがあったなら治療することが大事なんです。
悪いところがあるかチェックを受けている最中です。
日頃から健康に気を使っている人は悪いところが少なく済みますが、人間ドックの一週間前に健康に気を配っても体重を減らすぐらいしかできません。
勉強も同じです。
発表があってから頑張っても根本的な解決にはなってないことを自覚してほしいと思っています。
テストのたびに言ってるんですけどね(笑)