tsuyu

こんばんは、井手です。
梅雨の到来です。蒸し暑い上に、気圧の変化で体調も崩しやすくなる季節です。普段通りの習慣をこころがけ栄養を十分取るような食事をしたいものです。あと意外と”冷え”に注意と言います。そうですね、私も毎年クーラーで体調をくずすことが多い方なので、空調管理を間違うと梅雨ダルにつながる恐れがあると思います。

~ 本日の基礎英文法読解の復習 ~
過去完了の復習です。意識的にとらえなければならないことは、「過去のある一点」が明示されていることを確認することです。たまたま過去完了の単元だから特に意識せずとも過去完了形を使ってたらいいわけでしょうか?訳語に「…してしまった。」、「…したことがあった。」なら過去完了というわけでしょうか?ほとんどの子は過去完了が苦手と言い、訳語から判断して「この時は使った方がいいのかな~?」、「いや今回は使わないでおこうか。」などなど、分かっていそうで何も分かってないような子が目立ちますね。そもそものことですが、「過去完了が分からない」のではなくて「現在完了すら分かってない」というのが私の本音です。過去完了を理解する大前提として、現在完了が理解できていないと話にならないと思いますよ。
さて、大事なポイントは「過去のある一点」です。逆に、過去のある一点がその文中(または前の文まで)に確認できなければ、どんな訳語であれ過去完了形は使ってはいけません!!
①He ( live ) in Kyoto for four years when he was a child.(彼は子供の頃、4年間京都に住んでいました)
②He ( live ) in Kyoto for four years before he came to Kochi.(彼は高知に来るまで、4年間京都に住んでいました)
①の「子供の頃」は過去であっても過去の一点とは言えませんね。②の「高知に来るまで」は高知に来たとういう一点があったので、過去の一点と言えそうですね。いずれも “for four years” 「4年間」と時間の継続を表していますが、表現する英語は①が過去形で②が過去完了形です。
①He lived in Kyoto for four years when he was a child.
②He had lived in Kyoto for four years before he came to Kochi.
ちなみに進行形の形にしても間違いではありませんが、しない方が普通です。