pick and mix(勉強の極意)

こんばんは、井手です。
テスト明けということで昨日から授業が再開です。早速今日は高2生に長文読解を与えてみました。すると、反応は今一つ・・・「わから~ん」「どういう意味?」。(-_-;) まだまだ鍛え甲斐がありそうです。ところで、長文中に a learned behavior 「学習による行動」という言葉がでてきました。そもそも learn という単語の意味を説明をすると、もちろん「学ぶ」という意味ですが、それだと study「勉強する」との区別が難しくなりますね。簡単に言うと learn は「学習を通して、また経験して知識や技能を[身に付ける]」という意味で結果に重点が置かれます。それに対して study は、学習して勉強するのですが結果知識や技能が身に付くかどうかはわからない、つまり取り組む過程に意識が向けられるので、全く learn とは様子が違うことがわかると思います。例えば、体育の授業で「鉄棒を2年間学んだけど、まだ逆上がりができない」というときの「学ぶ」は learn は使えませんね。また、形容詞の learned[ラーンド] には「後天的な」や「(学習・経験によって)獲得した、学習した」の意味があり、同意語に acquired 、反意語に inborn, natural(生まれつきの)などがあります。修飾する名詞によっては、 learned[ラーニド]と発音し「学識のある、学問に関する」という意味もあるので知っておきたいところです。
こんな風に長文に出てくる超基本単語でも学習すべき情報がたくさんあります。知ってると知らないでは済まされないこともあるので解説などを見て復習に役立ててください。