2学期スタート

こんばんは加藤です。
咲塾でも本日より2学期がスタートします。
夏期講座から引き続き通ってくれる仲間も増え、活気にあふれています。
夏期講座が終わってホッと一息と言いたいところですが、今月の半ばには追手前の前期期末の発表です。
今月末には小津が中間の発表です。
息つく暇もないですね。

さて、本日から授業も再開します。
高1生は学校で三角比を習っているみたいですね。

「サイン・コサイン・タンジェント」
高校数学の代表と言ってもよいぐらい、聞いたことある人は多いと思います。
では、この三角比というものが何の役に立っていると思いますか?

三角比は測量の世界では大活躍なんですよ。
三角比は古代メソポタミアやエジプトの頃から考えられていて、紀元前2世紀頃に完成したといわれています。
当時の人は、おそらく建築物の高さや山の高さを測っていたんでしょうね。
調べてみると、紀元前2世紀頃には、地球の直径や月までの距離を測ったりもしていたそうですよ。
そう考えれば、三角比を思いつきそれを実用できるレベルにまでした大昔の人はすごいですよね。

今の高校生はそういった賢人たちが完成させたものを覚えるだけになっていますよね。
でも、やっぱり数学は考える科目ですよ。
理系に進む人は当然ですが、文系に進む人も考える努力は惜しまないようにしてほしいです。
と言っても、あの正岡子規でさえも
「明日、三角術の試験だからノートを広げて読んでみるが少しも分からん。」
と諦めて投げ出したそうですから、文系の人や数学が苦手な人にとっては難しいんでしょうね(笑)