静かなる声援

今晩は山本です。
中間テストから息つく間もなく期末テストが迫っています。
中には、既にテスト発表した学校もあります。
範囲が広く、「間に合わないかも‥」と授業中の生徒達に焦燥感が漂っておりました。
私も、浮足立った生徒達を平常心に戻そうと試みましたがいつしか私も焦っていました。
例題の説明が終わり演習に移ったその時、教室を静かに見守る一人の漢がいました。

影の塾長です。
動揺する生徒達を見かねて戸棚から応援に駆けつけてくださいました。
さすがはこの道何十年というベテランです。
緊張した教室が一気に和やかになりました。

つぶらな瞳で生徒たち一人一人を優しく見つめ、不安を取り除いていきます。
子供好きな影の塾長は、小学生たちの遊びに自らがボールとなって参加されることもありましたので、いくぶん体型がお変わりになられました。
しかし、長年の経験に裏打ちされた知識と存在感は健在です。

授業の最後に、影の塾長自ら指導してくださいました。