直観

こんばんは加藤です。
「数学を勉強していつ使うが?」
よく出てくる質問です。
確かに習った内容を実際に将来いかせるのは、ほんの一部の人かもしれませんね(笑)
では、なぜなんでしょうね?
私の考えは「努力すること」「考えること」「想像すること」「諦めないこと」「直観を鍛えること」これらを身につけるためだと思っています。
(他の教科は分かりませんよ。だって、私が同じことを言いそうですから(笑))

言ってることが矛盾しそうですが、数学では直観は大切なんですが、直観に頼りすぎると思わぬ落とし穴に入ることもあります。
きちんと考えないで直感だけだとミスをしそうな有名な問題を2題紹介しましょう。

問題1
太郎君、次郎君、三郎君の3人が1対1で100m競争をします。
太郎君は次郎君に20mの差をつけて勝ち、次郎君は三郎君に20mの差をつけて勝ちました。
太郎君は三郎君に何mの差をつけて勝つでしょう。

問題2
1本100gのキュウリがあります。
とてもみずみずしく全体の99%が水分です。
うっかり炎天下に放置したので水分の割合は98%になりました。
キュウリの重さは何g減ったでしょう。

興味のある人は少し考えてみてください。
こういう問題に興味を持って考えることも大切ですよ。
有名な問題なんで知っている人もいるでしょうね。
正解は次回6月12日(水)にお伝えします。
6月12日といえば、たまたまですが私の誕生日ですね(笑)

ほとんどの生徒さんが、本日までに中間テストが終わりましたが、数学の問題を解くときは直感だけでなく、想像力を働かせてよく考えて解きましょうね。