指サック

今晩は山本です。
ブログの形式が変わってからというもの、書くのに四苦八苦しています。
何せメールすら打ったことがない人間なので、パソコンを触っているだけで疲れます。
必要なものだけ学習すればいいと思っているうちにすっかり世間から隔絶し、シーラカンスとなってしまいました。
絶滅せずに生き残ったシーラカンスは私にとって希望の光です。
私のように教材を手書きで書き込む人間も生き残る余地はあると思います。
印刷物の隙間に要点を細かく、縦横無尽に書き込み、ワードやエクセルにまねのできない職人技を磨いていけば、やがて芸術の域にまで高められるのではないでしょうか。
アナログを貫き通すには、ここからが正念場と心得ています。

最近、肌に潤いがなくなり、指サックが必需品となってしまいました。
生徒にプリントを配ろうとして指サックがなかったら大変です。
プリント1枚ごとに指先に息を吹きかけて湿り気を与えないといけません。
ですから臭いのきつい食事はとれません。
これはニンニクとニラが大好きな私にとって苦行に近いものがあります。
時には、私の恩師たちのように生徒の前で堂々と指をなめたくなる衝動にかられますが、職場では絶対にやるまいと自制しています。
私が生徒の答案を指をなめながら配るときは私が塾教員を辞める時です。
しかし、自宅はべつです。
心行くまで存分に舐めています。
だから、私が読んだ新聞はそのまま段ボール箱に捨てるのが我が家のルールです。